“つけび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
放火85.7%
放火魔5.7%
附火5.7%
点火2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
細作かんじゃの名手、放火つけびの上手、笛の名人、寝首掻きの巧者、熊坂長範くまさかちょうはん磨針太郎すりはりたろう壬生みぶの小猿に上越うえこすほどの、大泥棒もおりまするじゃ」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
この物騒千万な放火魔つけびを挙げて、江戸の町人達の枕を高くさせるためですから、ケチな物盗りや、怨みの人殺しなどをあさるよりは、よっぽど緊張しているのも無理のないことでした。
「何でもないよ。周助の家に、附火つけび道具がなさ過ぎたのが怪しかつたのさ」
市川という男は、あれは点火つけびをして歩く奴だ。どうもあの男は諸方ほうぼうへ火を点けて歩いて困る
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)