“附火”の読み方と例文
読み方割合
つけび100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、火のない所にけぶりの立ちやうがないと同じやうに、世間の噂にもそれ相応の理由わけはあるものだ。話は少し古いが、米騒動のどさくさ紛れに、鈴木商店が附火つけびに遭つた。
「何でもないよ。周助の家に、附火つけび道具がなさ過ぎたのが怪しかつたのさ」