“ちゃぼ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:チャボ
語句割合
矮鶏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中央まんなかから取って矮鶏ちゃぼおしりの様ななりに致してすいだという、團十郎刈だんじゅうろうがりいとか五分刈ごぶがりあれが宜しいと、いきな様だが團十郎が致したから團十郎刈と云うと、大層名がいが
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
木理によって、うすいところはホロリと欠けぬとは定まらぬ。たとえば矮鶏ちゃぼ尾羽おははしが三五分欠けたら何となる、鶏冠とさかみねの二番目三番目が一分二分欠けたら何となる。
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
父の仕事振りを偶々たまたま通りすがりの石川光明さんがよく見ていて、その世話で展覧会に出品するようになった。矮鶏ちゃぼなどは、その頃拵えたものだ。あの矮鶏は非常によかったと今でも思う。
回想録 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)