“ちしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:チシャ
語句割合
智者66.7%
痴者20.0%
治者6.7%
萵苣6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何か仔細ある事と土佐守殿も智者ちしゃでございますから、其のほか御老中のお月番の時は、文治の口供を持ってまいるのを見合せまして、又々右京殿お月番の時に
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「——されば、それがしは先年、楚城の夜宴で、王の寵姫に冠の纓をもぎ取られた痴者ちしゃです」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これこそ実にニーチェのいわゆる治者ちしゃの道徳である。これは前に述べた女らしく柔順なれという基督教キリストきょうに対し、男らしかれという教訓である。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
草色の体躯に黄色い尻尾、頭の頂辺てっぺんから萵苣ちしゃのようなものをやして。あすこに鸚鵡がいるよ。可哀そうなロビン・クルーソーと、彼が小船で島を一周りして帰って来た時、その鸚鵡は喚びかけた。