“だいとうこくし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大燈国師83.3%
大燈國師16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大徳寺開山大燈国師だいとうこくし三百年忌のため上洛じょうらくを許され、或いは郷国但馬に入湯したりして、たまさかの消息が交わされるに過ぎなかったが、十六年四月に至って
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
南浦紹明なんぽじょうみょう(大応国師)は、宋の虚堂きどう法嗣はっす大燈国師だいとうこくしのお師匠さん、建長寺の蘭渓道隆らんけいどうりゅうの門に参じたことがあり、宋から帰って後に筑前の崇福寺におること三十年、関西を風靡した。
南浦紹明墨蹟 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
宜道ぎだうからこの夢窓國師むさうこくし大燈國師だいとうこくしとは、禪門ぜんもん中興ちゆうこうであるとことをそはつたのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ながれて法衣ころも煑染にじましたといふ大燈國師だいとうこくしはなし其折そのをり宜道ぎだうからいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)