“大燈国師”の読み方と例文
旧字:大燈國師
読み方割合
だいとうこくし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗助は始め夢窓国師むそうこくし何人なんびとなるかを知らなかった。宜道からこの夢窓国師と大燈国師だいとうこくしとは、禅門中興の祖であると云う事を教わったのである。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かの大燈国師だいとうこくしのごときも同じく五条の橋の下でしばらく乞食こじきを相手に修養をしておられたので、その時の作になる
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
大徳寺開山大燈国師だいとうこくし三百年忌のため上洛じょうらくを許され、或いは郷国但馬に入湯したりして、たまさかの消息が交わされるに過ぎなかったが、十六年四月に至って
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)