“だいきらい”の漢字の書き方と例文
語句割合
大嫌100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藩中一般の説はしばら差措さしおき、近い親類の者までも西洋は大嫌だいきらいで、何事も話し出すことが出来ない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
今の世の中の紳士しんしや富豪は大嫌だいきらいです。富豪も嫌いなら社会主義者も感心しません。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
われ当世の道理はしらねど此様このような気に入らぬ金受取る事大嫌だいきらいなり、珠運様への百両はたしかに返したれど其人そのひとに礼もせぬ子爵からこの親爺おやじ大枚たいまいの礼もらう煎豆いりまめをまばらの歯でえと云わるゝより有難迷惑
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)