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たんかっしょく
ふりがな文庫
“たんかっしょく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
淡褐色
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淡褐色
(逆引き)
最初はけば/\しい新屋根が
気障
(
きざ
)
に見えたが、数年の風日は一を
燻
(
くす
)
んだ紫に、一を
淡褐色
(
たんかっしょく
)
にして、あたりの景色としっくり調和して見せた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
嘴
(
くちばし
)
は
浅緑
(
あさみどり
)
色、羽は
暗褐色
(
あんかっしょく
)
に
淡褐色
(
たんかっしょく
)
の
斑点
(
はんてん
)
、長い足は美しい浅緑色をしていた。それをあらくつぶして、骨をトントンと音させてたたいた。それにすらかれは
疲労
(
つかれ
)
を覚えた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
仁左衛門さん
宅
(
とこ
)
の
大欅
(
おおけやき
)
が春の空を
摩
(
な
)
でて
淡褐色
(
たんかっしょく
)
に煙りそめる。雑木林の
楢
(
なら
)
が逸早く、
櫟
(
くぬぎ
)
はやゝ晩れて、芽を
吐
(
ふ
)
きそめる。
貯蔵
(
かこい
)
の
里芋
(
さといも
)
も芽を吐くので、里芋を植えねばならぬ。月の終は、
若葉
(
わかば
)
の
盛季
(
さかり
)
だ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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