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そびやか
ふりがな文庫
“そびやか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
聳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聳
(逆引き)
心持
頸
(
くび
)
を前の方に出して、胡坐の
膝
(
ひざ
)
へ片手を
逆
(
ぎゃく
)
に突いて、左の肩を少し
聳
(
そびやか
)
して、右の指で煙管を握って、薄い
唇
(
くちびる
)
の間から
奇麗
(
きれい
)
な歯を時々あらわして、——こんな事を云った。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
という、
変梃
(
へんてこ
)
な
捨科白
(
すてぜりふ
)
を残しながら三人は、無理に肩を
聳
(
そびやか
)
して出て行った。
いなか、の、じけん
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
それにもかかわらず寺院は今なお市中
何処
(
いずこ
)
という限りもなく、あるいは坂の上
崖
(
がけ
)
の下、川のほとり橋の
際
(
きわ
)
、到る処にその門と堂の屋根を
聳
(
そびやか
)
している。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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