“そうだすい”の漢字の書き方と例文
語句割合
曹達水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくして、身体しんたいを七十日間曹達水そうだすいひたしたる後、之を取出し、護謨ごむにて接合せる麻布をもって綿密に包巻ほうかんするなり
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
よく世間では稀塩酸でレモナードを作る人がありますがあれは毒だからおしなさい。枸櫞酸のでも毎日多量に飲むと痩せます。平野水ひらのすい曹達水そうだすいは毎日連飲すると腸を害します。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
社交家しやこうかのM、H夫人ふじんが、私達わたしたちのためになに飲料のみものでも斡旋あつせんしやうとして、ボオイにはかつてみたけれど、今夜こんやさわぎなので、これといふものもなかつた。たゞ曹達水そうだすいがあるばかりであつた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)