“せうえふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
梢葉50.0%
逍遙50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二里小田駅なり。駅中道北に巨大の樟木くすのきあり。活木くわつぼくなり。就て馬頭観音を彫刻せり。半幹はんかん也。堂を構て梢葉せうえふその上を蔽庇す。堂の大さ二間余にして観音の像中に満るの大さなり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
拂曉ふつげう目醒めさめて、海岸かいがん飛出とびだしてると、櫻木海軍大佐さくらぎかいぐんたいさ日出雄少年ひでをせうねん武村兵曹等たけむらへいそうらすで浪打際なみうちぎわ逍遙せうえふしながら、いづれも喜色滿面きしよくまんめんだ。