“活木”の読み方と例文
読み方割合
くわつぼく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二里小田駅なり。駅中道北に巨大の樟木くすのきあり。活木くわつぼくなり。就て馬頭観音を彫刻せり。半幹はんかん也。堂を構て梢葉せうえふその上を蔽庇す。堂の大さ二間余にして観音の像中に満るの大さなり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)