“せいろうかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
青琅玕50.0%
青瑯玕50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黛夫人の髪毛かみのけの中から出て来た貴妃の賜物たまもの夜光珠やこうじゅ……ダイヤだね……それから青琅玕せいろうかんの玉、水晶のくだなぞの数点を身に付けて、生命いのちからがら山林に紛れ込んだが
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
呉一郎の心理遺伝のソモソモが青琅玕せいろうかんの玉、水晶の管、珊瑚さんごの櫛なぞいうものを身に着ける、古代の高貴な婦人と関係があるらしい事と、その婦人をモデルと致しました或る絵巻物を完成さすべく
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「それは青琅玕せいろうかんの玉と、水晶のくだと、人間の骨と、珊瑚さんごの櫛です」
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
そしてそのいしは、ごくふる時分じぶんには、日本につぽん産出さんしゆつしない支那傳來しなでんらい硬玉こうぎよく翡翠ひすい青瑯玕せいろうかん)といふ半透明はんとうめいうつくしい緑色みどりいろいしつくられてあつて、なか/\綺麗きれいなものでしたが、やゝのち時代じだいになると
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)