“せいあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:セイア
語句割合
井蛙50.0%
生阿16.7%
西阿16.7%
青蛙16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「よくいった。いかさま、われらは田舎武士、井蛙せいあのような眼孔がんこうをもって、周囲を見てばかりおるために、於弁の申すような大局に気づかなかった。みなは、どう思う」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
光をもあめみてたる月夜かな 生阿せいあ
古池の句の弁 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
葛城かつらぎ山脈を南へ越えてゆかれたものと想像され、紀州へ入ってからは、土地ところの宮方、三輪みわ西阿せいあ、真木定観じょうかん、貴志、湯浅党などが、前後を厚くおかこみして、山上の蔵王堂ざおうどうへと、一時
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
の中のかわずという意味で、井蛙せいあと号する人はめずらしくないが、青いという字をかぶらせた青蛙せいあの号はすくないらしい。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)