“じょうひん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上品61.5%
上賓38.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はねを上品じょうひんにあげて、目にもとまらない早さで動いています。その踊りには、まことにふしぎな、ひとの心をうっとりとさせるようなものがあります。
けれどもそれがどうでしょう、もうけっしていまはあのくすぶった灰色はいいろの、るのもいやになるようまえ姿すがたではないのです。いかにも上品じょうひんうつくしい白鳥はくちょうなのです。
趙雲は満足して、この従順な降将へ、上賓じょうひんの礼を与え、さらに酒など出してもてなした。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
即ち、彼は王修の乞いを許し、その上、司金中郎将しきんちゅうろうしょうに封じて、上賓じょうひんの礼を与えた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)