トップ
>
上賓
>
じょうひん
ふりがな文庫
“
上賓
(
じょうひん
)” の例文
砂糖などというものは
舐
(
な
)
めたことは愚か、見たこともない。——特に、織田殿がお泊りなので、
上賓
(
じょうひん
)
へ馳走のため、膳部の者が自慢で
製
(
つく
)
ったものだという。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
他国に使して君命を
辱
(
はずかし
)
めぬ臣あり、またその人を観てよく用いる宰相のあるあり、蜀の前途は、この一事を見ても
卜
(
ぼく
)
するに足る。——先生、まず
上賓
(
じょうひん
)
の席につかれい。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
趙雲は満足して、この従順な降将へ、
上賓
(
じょうひん
)
の礼を与え、さらに酒など出してもてなした。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
即ち、彼は王修の乞いを許し、その上、
司金中郎将
(
しきんちゅうろうしょう
)
に封じて、
上賓
(
じょうひん
)
の礼を与えた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
孫権は、彼を呉の
上賓
(
じょうひん
)
として、以来重く用いた。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
ほとんど、
上賓
(
じょうひん
)
の礼をもって、彼を遇した。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“上賓”の意味
《名詞》
上賓(じょうひん)
重要な客。
(出典:Wiktionary)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
賓
常用漢字
中学
部首:⾙
15画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟