上賓じょうひん)” の例文
砂糖などというものはめたことは愚か、見たこともない。——特に、織田殿がお泊りなので、上賓じょうひんへ馳走のため、膳部の者が自慢でつくったものだという。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
他国に使して君命をはずかしめぬ臣あり、またその人を観てよく用いる宰相のあるあり、蜀の前途は、この一事を見てもぼくするに足る。——先生、まず上賓じょうひんの席につかれい。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
趙雲は満足して、この従順な降将へ、上賓じょうひんの礼を与え、さらに酒など出してもてなした。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
即ち、彼は王修の乞いを許し、その上、司金中郎将しきんちゅうろうしょうに封じて、上賓じょうひんの礼を与えた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
孫権は、彼を呉の上賓じょうひんとして、以来重く用いた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ほとんど、上賓じょうひんの礼をもって、彼を遇した。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)