“じょうがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
城外62.5%
城崖12.5%
城骸12.5%
場外12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「するとつぎ精舎しょうじゃだ。城外じょうがい柏林かしわばやしに千人の宿やどをつくるよう工作のものへってくれないか」
四又の百合 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
けれどそれには、城崖じょうがいすぐ下の敵兵からまず先に一掃しなければならず、それも
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
目前に、余燼よじんの煙をあげている敵の城骸じょうがいだけを見て、武勇の人のおちいりやすい、小さな快味に酔っていた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ことの真相しんそうを知らない場外じょうがい見物人けんぶつにんは、いろいろみょうな顔をしているし、事情じじょうを知っている人々は、大鷲おおわしからてられた美少女びしょうじょの一身が、いずれにるか奪られるかと
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)