“しゆわん”の漢字の書き方と例文
語句割合
手腕100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
里見弴さんの作品を讀んで、一番感心かんしんするのは、その心理解剖しんりかいばう手腕しゆわんです。
三作家に就ての感想 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
たとへ非凡ひぼん手腕しゆわんありとも艦員かんゐんならぬものがほううごかし、じうはなこと出來できないのである。
さうして舞台に於ける芸術の意味を、役者の手腕しゆわんに就てのみ用ひべきものと狭義に解釈してゐた。だから梅子とは大いにはなしつた。時々とき/″\かほ見合みあはして、黒人くらうとの様な批評を加へて、互に感心してゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)