“しっけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
執権84.6%
執見7.7%
識見7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此の皿山は人皇にんのう九十六代後醍醐天皇ごだいごてんのう、北條九代の執権しっけん相摸守高時さがみのかみたかときの為めに、元弘げんこう二年三月隠岐国おきのくにてきせられ給いし時
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
明道めいどうの言をののしって、あに道学の君子のわざならんやとい、明道の執見しっけん僻説へきせつ委巷いこうの曲士のごとし、誠にわらう可き也、と云い、明道何ぞすなわち自らくるしむことかくの如くなるや、と云い、伊川いせんげんを評しては
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
しかし本筋ほんすじから言って、ある年齢たとえば成年近くなれば、子に対して、知能識見しっけん等について相当敬意を払う場合があり得る。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)