“本筋”の読み方と例文
読み方割合
ほんすじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし本筋ほんすじから言って、ある年齢たとえば成年近くなれば、子に対して、知能識見しっけん等について相当敬意を払う場合があり得る。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
とかく世間では、意地をはって心にもないやせがまんをするのを、鍛練だと思いがちだが、それは鍛練の本筋ほんすじではない。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
彼女が、今かかえられているミマツ曲馬団は主に、外国をうってまわるのが、本筋ほんすじだった。一年も二年も、ときによると三年も、外国の町々を、うってまわる。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)