“ほんすじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
本筋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この絹織物を見ますと、袴地としては最も正しい系統の品だということを感じます。袴は礼儀の品でありますから、張りのあるきちんとした楷書風かいしょふうのものが本筋ほんすじでありましょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
その竹童のことは、話の順序じゅんじょなんで……じゃ、てッとりばや本筋ほんすじをもうしあげます。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
話が本筋ほんすじをはずれると、分りにくくなりますからまたあとへ引き返しましょう。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)