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したづかさ
ふりがな文庫
“したづかさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
下司
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下司
(逆引き)
父君の前をもよきにいひなし給へといふ。太郎
眉
(
まゆ
)
を
顰
(
ひそ
)
めて、あやし、此の国の
守
(
かみ
)
の
下司
(
したづかさ
)
に
県
(
あがた
)
の
何某
(
なにがし
)
と云ふ人を聞かず。我が家
一六〇
保正
(
をさ
)
なればさる人の
亡
(
なくな
)
り給ひしを聞えぬ事あらじを。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
今にもかの女召して、おのれが罪なき事を覚らせ給へ。助いよよ
怒
(
いか
)
りて、我が
下司
(
したづかさ
)
に県の
姓
(
かばね
)
を名のる者ある事なし。かく
偽
(
いつは
)
るは
刑
(
つみ
)
ますます大なり。豊雄、かく
捕
(
とら
)
はれていつまで偽るべき。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
守、此の
賊
(
ぬすびと
)
を
探
(
さぐ
)
り
捕
(
とら
)
ふために、
一六五
助の君
文室
(
ふんや
)
の
広之
(
ひろゆき
)
、大宮司の
館
(
たち
)
に来て、今
専
(
もつぱら
)
に此の事を
一六六
はかり給ふよしを聞きぬ。此の太刀
一六七
いかさまにも
下司
(
したづかさ
)
などの
帯
(
は
)
くべき物にあらず。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
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