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したくさ
ふりがな文庫
“したくさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
下草
88.9%
下叢
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下草
(逆引き)
戦後
(
せんご
)
になって、どこからか
植木屋
(
うえきや
)
がここへ
移植
(
いしょく
)
したものです。いろいろの
下草
(
したくさ
)
は、
霜
(
しも
)
にやけて
赤
(
あか
)
く
色
(
いろ
)
づいていたし、
土
(
つち
)
は、
黒
(
くろ
)
くしめりをふくんでいました。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
母家
(
おもや
)
から別れたその小さな低い
鱗葺
(
こけらぶき
)
の屋根といい、竹格子の窓といい、
入口
(
いりくち
)
の杉戸といい、殊に手を洗う縁先の
水鉢
(
みずばち
)
、
柄杓
(
ひしゃく
)
、その
傍
(
そば
)
には極って
葉蘭
(
はらん
)
や
石蕗
(
つわぶき
)
などを
下草
(
したくさ
)
にして
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
したくさ(下草)の例文をもっと
(8作品)
見る
下叢
(逆引き)
落葉松林の中の
下叢
(
したくさ
)
の陰に、一時間も前から息を殺して馬車の近付くのを待っていた若い農夫が、馭者の馬を追う声で起ち上がった。
熊の出る開墾地
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
したくさ(下叢)の例文をもっと
(1作品)
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