“しげとき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
茂時50.0%
重時50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長崎円喜えんき、金沢ノ大夫たゆう宗顕そうけん佐介さかい前司ぜんじ宗直むねなお、小町の中務なかつかさ秋田あきたじょうすけ、越後守有時ありとき右馬うまかみ茂時しげとき相模さがみ高基たかもと刈田式部かったしきぶ、武蔵の左近将監さこんしょうげんなど、ひと目に余る。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人々は、それを言い出した北条茂時しげときの方をつい見てしまった。若い茂時はただ、赤くなっている。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
登子のいとこ、駿河するが太郎重時しげとき、兄の赤橋将監英時あかばししょうげんひでときはじめ、塩田、桜田、大仏おさらぎ、名越など、いずれもゆゆしい身寄りばかりである。こもごも
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
実朝さねともの歌を多く取ったのは別として、泰時やすとき重時しげとき政村まさむらなどは関東の意をんだので、蓮生坊宇都宮頼綱れんしょうぼううつのみやよりつな岳父がくふだから、信生法師しんしょうほうしは宇都宮の一族の上
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)