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ざつねん
ふりがな文庫
“ざつねん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雑念
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雑念
(逆引き)
雑念
(
ざつねん
)
と云ふものは何処へか追払はれたらしい。考へれば考へるほど、腰が下して見たくなる。長々と寝そべつて見たくなる。
逆徒
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
ここに立つと、すべての
雑念
(
ざつねん
)
を捨てねばならないのだが、
教壇
(
きょうだん
)
にたって五年間、大石先生にとってこの時間ほど、
永
(
なが
)
く感じたことはなかった。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
私
(
わたくし
)
はただ
瀑布
(
たき
)
の
音
(
おと
)
に
溶
(
と
)
け
込
(
こ
)
むようにして、
心
(
こころ
)
を
鎮
(
しず
)
めて
坐
(
すわ
)
って
居
(
い
)
たまでで、そうすると
何
(
なん
)
ともいえぬ
無我
(
むが
)
の
境
(
さかい
)
に
誘
(
さそは
)
れて
行
(
ゆ
)
き、
雑念
(
ざつねん
)
などは
少
(
すこ
)
しもきざしませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ざつねん(雑念)の例文をもっと
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