“さんまん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
散漫66.7%
三萬16.7%
跚蹣16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(それゆえかえってこの信念を樹立し合わなかった昔はお互いにる部分が少し散漫さんまんな所もありました)
こゑあるそらは、ほんのりと、ゆめのやうなくもともしびつゝんでうごく。……かゝるとき眷屬けんぞくたち三萬さんまん三千さんぜんのおさるさんもあそぶのらしい。
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ようやく人波の渦より出、追い縋る猪之松の乾児からも遁れ、薮の裾の露じめった草野へ、跚蹣さんまんとして辿りついた時には、神気全く消耗し尽くした。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)