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さくらずみ
ふりがな文庫
“さくらずみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
佐倉炭
80.0%
桜炭
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐倉炭
(逆引き)
自分に
媚
(
こ
)
びる花やかな色が、新しく活けた
佐倉炭
(
さくらずみ
)
の
焔
(
ほのお
)
と共にちらちらと燃え上るのが常であったけれども、時には一面に変色してどこまで行っても灰のように
光沢
(
つや
)
を失っていた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
母は
掻
(
か
)
き
馴
(
な
)
らしたる灰の盛り上りたるなかに、
佐倉炭
(
さくらずみ
)
の白き
残骸
(
なきがら
)
の
完
(
まった
)
きを
毀
(
こぼ
)
ちて、
心
(
しん
)
に潜む赤きものを片寄せる。
温
(
ぬく
)
もる穴の
崩
(
くず
)
れたる中には、黒く輪切の正しきを
択
(
えら
)
んで、ぴちぴちと
活
(
い
)
ける。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
さくらずみ(佐倉炭)の例文をもっと
(4作品)
見る
桜炭
(逆引き)
火鉢には
桜炭
(
さくらずみ
)
が
埋
(
い
)
かつて、小さな
鉄瓶
(
てつびん
)
からは湯気を吐いて居る。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
さくらずみ(桜炭)の例文をもっと
(1作品)
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