“さいがん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
犀眼60.0%
再願20.0%
細眼20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついこのあいだ信州から質子として大坂へきたばかりの田舎者いなかもの、いたって無口むくちで、年も他のふたりよりは若く、ながい道中どうちゅうも、ただむッつりとしてあるいているが、秀吉ひでよし犀眼さいがん
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昔からくるわ度々たび/\つぶれましては又再願さいがんをして又立ったと申しますが、其の頃贅沢な女郎じょうろがございまして、吉原の真似をして惣門内で八文字はちもんじで道中したなどと
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
柴桑城さいそうじょうの一閣には、その日、かくと聞いて、彼を待ちかまえていた呉の智嚢ちのうと英武とが二十余名、峩冠がかんをいただき、衣服を正し、白髯はくぜん黒髯、細眼さいがん巨眼、痩躯そうく肥大
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)