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犀眼
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さいがん
ふりがな文庫
“
犀眼
(
さいがん
)” の例文
たとえば日本における
豊臣
(
とよとみ
)
秀吉の如きは、
犀眼
(
さいがん
)
、鋭意、時に厳酷でもあり、烈しくもあり、鋭くもあり、抜け目もない英雄であるが、どこか一方に、開け放しなところがある。
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ついこのあいだ信州から質子として大坂へきたばかりの
田舎者
(
いなかもの
)
、いたって
無口
(
むくち
)
で、年も他のふたりよりは若く、ながい
道中
(
どうちゅう
)
も、ただむッつりとして
歩
(
ある
)
いているが、
秀吉
(
ひでよし
)
の
犀眼
(
さいがん
)
が
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「あげ足をとるな。たまには
犀眼
(
さいがん
)
にも見間違えがある」
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
犀
漢検準1級
部首:⽜
12画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
“犀”で始まる語句
犀
犀川
犀利
犀星
犀水
犀笛
犀角
犀鳥
犀抜
犀革