“ごりやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御利益98.4%
御利生1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三人は人数の少いだけ御利益ごりやくも多からうと、胸をわく/\させてゐると、程なく汽車は夜通し駆け廻つてだらけきつた身体からだ廊下プラツトフオームへ横たへた。
御兩親ごりやうしん御利益ごりやくで、まだ、まあうやつておほまかなところは、くもかすみと、見分みわけのきまするのが、つけものでござります。
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
K博士の卓説の御利生ごりやくでもあるまいが、なにがしの大臣の夫人が紅毛碧眼の子を産んだという浮説さえ生じた。