“ごうまい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
豪邁73.3%
剛邁20.0%
傲邁6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豪邁ごうまい、英気、またれなほど御自尊のつよい天皇ではあらせられたが、ときにより御反省もなくはない——。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天下の批議を所以ゆえんなるをはかりてはばかるか、はた又真に天下読書の種子の絶えんことをおそるゝか、そもそも亦孝孺の厳厲げんれい操履そうり、燕王の剛邁ごうまいの気象、二者あいわば、氷塊の鉄塊とあい
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
尚、むかしから言い伝えられている男の急所をも一応は考えてみたけれども、これはやはり下品な気がして、傲邁ごうまいな男のねらうところではないと思った。
ロマネスク (新字新仮名) / 太宰治(著)