“こゑだか”の漢字の書き方と例文
語句割合
聲高100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆかより引下しこぶしを上てすでうたんとなす此時近邊きんぺんの者先刻よりの聲高こゑだかを聞付何ことやらんと來りしが此體このていを見て周章あわて捕押とりおさへ種々靱負を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
申し金子の出所不定に御座候あひだ百兩の金は文右衞門がぬすとりしに相違御座なく候と云張いひはりしかば越前守殿聲高こゑだかによく承まはれなんぢは何程べん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
大岡殿コリヤ久兵衞是れにてもおのれは白状せぬかと云るゝに久兵衞は左右とかくに伏せず一かうおぼえ御座りませぬと申ければ大岡殿聲高こゑだかに扨々おのれは強情なる奴かな然らばなほまた引合ひきあはする者あり彼の者是れへと申さるゝに同心ハツと答へて馬喰町二丁目八十二軒組武藏屋長兵衞方旅人後藤半四郎這入はひりませいと呼込よびこむに久兵衞は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)