“こめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古名33.3%
虚明33.3%
顧命33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
マコモといっしょになってえている水草のアヤメは、古名こめいのアヤメで今のショウブのことであるから、これならマコモの中にいっしょにえていても、なにも別に不思議ふしぎはない。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
「どうしてわかるのか。」「無相三昧、かたち満月の如くなるを以て、仏性の義廓然かくねんとして虚明こめいなり。」
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
〔譯〕堯舜げうしゆん文王は、其ののこす所の典謨てんぼ訓誥くんかう、皆以て萬世の法と爲す可し。何の遺命いめいか之にかん。せい王の顧命こめいそう子の善言に至つては、賢人のぶんおのづかまさに此の如くなるべきのみ。