“こみあふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
込合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上野町なる名主の方へ送り遣はせしてまたかく込合こみあふなかなれば其具足櫃大小等は其方ども持參せよと指揮さしづあるに同心はかしこまり候とて直樣すぐさま手早く具足櫃を脊負せおひ差替の大小九寸五分其外都合五本のかたな
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
お政も今は一生懸命邪魔じやまし給ふなと云ながら用意の九寸五分をきらりと引拔ひきぬき家主いへぬし目懸めがけきかゝるに吉兵衞は大いに驚きヤア人殺ひとごろし/\とあとをも見ずに逃出せばお政はこゝぞと混雜紛こんざつまぎれに込合こみあふひと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)