“このばう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
此坊50.0%
此棒50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此坊このばうやのうまれてやうといふ時分じぶん、まだわたし雲霧くもきりにつゝまれぬいてたのです、うまれてからのち容易よういにはれさうにもしなかつたのです、だけれども可愛かあいい、いとしい
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
此坊このばうやをたしかにさづけてくださつたのですもの。
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
或はだいの上に石を横たへて左手の指にてこれおさへ右手には、前述の骨角こつかくの如き堅き物にて作れる棒を持ち、此棒このばうの尖端を石片の周縁いんえんに當て少しづつし缺きしならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)