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こたいかん
ふりがな文庫
“こたいかん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
哥太寛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
哥太寛
(逆引き)
「
哥太寛
(
こたいかん
)
も
餞別
(
せんべつ
)
しました、金銀づくりの
脇差
(
わきざし
)
を、片手に、」と、
肱
(
ひじ
)
を張つたが、
撓々
(
たよたよ
)
と成つて、
紫
(
むらさき
)
の
切
(
きれ
)
も乱るゝまゝに、
弛
(
ゆる
)
き博多の
伊達巻
(
だてまき
)
へ。
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
哥太寛
(
こたいかん
)
が、——今夜だわね——其の人たちを
高楼
(
たかどの
)
に
招
(
まね
)
いて、話の折に、又其の事を
言出
(
いいだ
)
して、
鸚鵡
(
おうむ
)
の口真似もしたけれども、分らない文句は、鳥の声とばツかし聞えて、
傍
(
そば
)
で聞く
黒人
(
くろんぼ
)
たちも
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
此が、
哥太寛
(
こたいかん
)
と云ふ、
此家
(
ここ
)
の
主人
(
あるじ
)
たち夫婦の秘蔵娘で、今年十八に成る、
哥鬱賢
(
こうつけん
)
と云うてね、島第一の美しい人のものに成つたの。和蘭陀の公子は
本望
(
ほんもう
)
でせう……実は其が望みだつたらしいから——
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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