“こくふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
黒風50.0%
国風41.7%
國風8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で——一陣の黒風こくふうは、橋上からふたつに別れ、広からぬ猫間川を中にはさんで水の行方に添って疾走する。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「皆私の失策しくじりですよ。その次第わけは後刻ゆっくり申上げますが、要するに伊賀の国風こくふうが悪いのですな」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
それよりも、吾人ごじんかならつね姓前せいぜん名後めいご徹底的てつていてき勵行れいかうし、世界せかい日本にほん國風こくふう了解れうかいさせたならば各國かくこくひと日本にほん慣例くわんれい尊重そんちようしてこれにしたがふに相違さうゐない。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)