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国風
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こくふう
ふりがな文庫
“
国風
(
こくふう
)” の例文
旧字:
國風
これは我が
国風
(
こくふう
)
でもあり、第一には武士道の感化でもあろうが、それだけに我がかたき討なるものが甚だ単調になるのは
已
(
や
)
むを得ない。
かたき討雑感
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「皆私の
失策
(
しくじり
)
ですよ。その
次第
(
わけ
)
は後刻ゆっくり申上げますが、要するに伊賀の
国風
(
こくふう
)
が悪いのですな」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
薄暗い座敷牢の中で、忠寛の仕事は空想の戦を紙の上に描くことで有った。さもなければ、何か書いてみることであった。忠寛は最後まで
国風
(
こくふう
)
の歌に心を寄せていた。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
千秋は、自作の
国風
(
こくふう
)
を朗詠し、風流な十内も、近ごろ覚えたという
上方唄
(
かみがたうた
)
などを歌った。
日本名婦伝:小野寺十内の妻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
思うさま
良人
(
おっと
)
にかしずくことのままならぬをひそかにかこてるおりおりは、かつてわが
国風
(
こくふう
)
に
適
(
あ
)
わずと思いし継母が得意の
親子
(
しんし
)
別居論のあるいは真理にあらざるやを疑うこともありしが
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
“国風”の意味
《名詞》
その国や地方に特有な風俗や習慣。
その国や地方の風俗などを表した詩歌や俗謡。
(出典:Wiktionary)
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“国風”で始まる語句
国風関雎