“くにぶり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:クニブリ
語句割合
国風70.0%
國風20.0%
国振10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも秀吉始め下手へたながら、国風くにぶりの和歌もまんとなれば詠みもするし、筆書諸道、人なみはみなたしなんでいる。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三味線につれて新工風くふう國風くにぶり舞踏の一なる、「木曾の御嶽おんたけさん」を稽古し、トコセ、キナヨ、ドン/\と云ふかけ聲などを擧げたりした連中は、すべてあちらこちらの椅子に陣取つてゐる。
天子の御叡覧ごえいらんにそなえ奉るはれの日にてあるぞ。明国みんこく、南蛮、西夷せいいの国々へまで聞えわたるわが国振くにぶり武家式事ぶけしきじぞ。心いっぱい豪壮ごうそうせよ、美術せよ、われとわが姿と行動とを芸術せよ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)