“クニフリ”の漢字の書き方と例文
語句割合
国風100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此風俗歌は、短歌の形式であつて、国風（クニフリ）の歌をいふのである。此国ふりの歌は、其国の寿詞に等しい内容と見てよろしい。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)
五節の舞ひがすむと、其後に悠紀・主基両殿の式の名残りとして、国風（クニフリ）の奏歌が行はれる。各其国の国司が、歌人や歌姫を引きつれて行つて、やるのだ。そして、其後に、忌みを落す舞ひがある。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) ／ 折口信夫(著)