“こきぶつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古器物80.0%
古噐物20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抽斎は平素を鑑賞することについては、なにくれとなくおしえを乞い、また古器物こきぶつ本艸ほんぞうの参考に供すべき動植物をするために、筆の使方つかいかた顔料がんりょう解方ときかたなどを指図してもらった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
此処こゝ御案内ごあんないとほ古器物こきぶつ骨董こつとう書画類しよぐわるゐあきなかた中々なか/\面白おもしろい人でございます。
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
博物館の規模は東京のに比べて小さいが、馬来マレイ印度インド、南洋諸島等の動植物、古噐物こきぶつ、風俗資料の類はなりに豊富で、陳列法も親切に出来て居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)