“こいちや”の漢字の書き方と例文
語句割合
濃茶100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんなりともかなひたるを、あくまでしよくすべし」と強附しひつけ/\、御菓子おんくわし濃茶こいちや薄茶うすちや、などを籠中かごのなかところせまきまでたまはりつ。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
の色は濃茶こいちやである。それに若茶柳から松葉納戸・明石鼠に至るまでのさまざまの色をした葉が乱れ垂れるのである。
本の装釘 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
鼻糞といへば、越後の良寛上人がある時、濃茶こいちやの会へ招かれて往つた事があつた。