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こいちゃ
ふりがな文庫
“こいちゃ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
濃茶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濃茶
(逆引き)
そして、
濃茶
(
こいちゃ
)
の茶碗が、太閤から、順に呑み廻しに移ってくるうちに、刑部は、その茶を
一唇
(
ひとくち
)
ふくみながら、たいへんな粗相をしてしまった。
大谷刑部
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その下で、紫や紅の縮緬の
袱紗
(
ふくさ
)
を帯から三角形に垂らした娘たちが、敷居や畳の
条目
(
すじめ
)
を見詰めながら、
濃茶
(
こいちゃ
)
の泡の
耀
(
かがや
)
いている大きな鉢を私の前に運んで来てくれた。
洋灯
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
柄糸
(
つかいと
)
は
濃茶
(
こいちゃ
)
でございます、
鍔
(
つば
)
は伏見の
金家
(
かねいえ
)
の作で山水に
釣
(
つり
)
をして
居
(
お
)
る人物が出て居ります、鞘は
蝋色
(
ろいろ
)
でございまして、
小柄
(
こづか
)
は浪人中困りまして払いましたが、中身は彦四郎貞宗でございます
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
こいちゃ(濃茶)の例文をもっと
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