“けんま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
研磨55.6%
剣磨22.2%
剣魔11.1%
肩摩11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鋳造された品物の砂落し、研磨けんま、それの組立や塗装もこの工程にはいっているが、これはフキの日にはやらない。
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
二代の江戸将軍家たる秀忠は、家康以上、剣磨けんまの行には熱心だった。当時ようやく、剣道の真価がみとめられ、また剣と人生、剣と武士道が、併行的に磨き上げられてきた時代である。
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
剣魔けんま左膳の胸に、この時から、黄金魔おうごんま左膳の芽がふいて——。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
観音丸かんのんまるは船体しょうにして、下等室はわずかに三十余人をれて肩摩けんますべく、甲板デッキは百人をきてあまりあるべし。されば船室よりは甲板デッキこそ乗客を置くべき所にして、下等室は一個の溽熱むしあつ窖廩あなぐらに過ぎざるなり。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)