“剣磨”の読み方と例文
読み方割合
けんま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諸国の剣人の実状を見、また、いよいよ剣磨けんまの時代の必然を、社会に視て来たからであった。
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二代の江戸将軍家たる秀忠は、家康以上、剣磨けんまの行には熱心だった。当時ようやく、剣道の真価がみとめられ、また剣と人生、剣と武士道が、併行的に磨き上げられてきた時代である。
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)