“けいこつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
軽忽60.0%
脛骨20.0%
頸骨16.0%
巠骨4.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬超は、呉蘭の軽忽けいこつな戦を大いに叱った。彼は、魏兵のあなどり難い強さを、骨身にみるほどよく知っていた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それ故、夢見の悪さにそれを事実でも有るかの如く、遠くから見舞に立つという事は、決して突飛でも軽忽けいこつでも無いので有った。
死剣と生縄 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
翌日太陽が西に傾いたころ、メーヌ大通りのまばらな行ききの者は、頭蓋骨ずがいこつ脛骨けいこつや涙などの描いてある古風な棺車の通行に対して、みな帽子をぬいだ。
左の脛骨けいこつと左側の全肋骨ろっこつはひどく折れていた。
第一僕たちのような頸骨けいこつの固い謀叛むほん人に対して、大家先生たちが裏書きどころか、俺たちと先生がたとなんのかかわりあらんやだ。
ドモ又の死 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
遂に一本の尖剣が発止はっし頸骨けいこつの髄を貫いて、牛は地響をたてて倒れました。
バルザックの寝巻姿 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
「折角ですが、私の人相は、官吏になる相ではありません。額に巠骨けいこつなく、眼に守睛しゅせいなく、鼻に梁柱りょうちゅうなく、また、脚に天根てんこんなく、腹に三じんなし。もし私が官吏になったら身を敗るのみです。かず、泰山にあって、鬼をすべし。生ける人を治するうつわではありません」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)