“ぐわんそ”の漢字の書き方と例文
語句割合
元祖100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
當(とう)時、私(わたし)の一家は長崎(さき)に住(す)んでゐた。その長崎(さき)には、下岡蓮杖翁(おう)と並(なら)んで、日本寫眞(しん)界(かい)の元祖(ぐわんそ)である上野彦馬翁(おう)が同じく住(す)んでゐた。
その頃(ころ)翁(おう)は直接(ちよくせつ)撮影塲(さつえいぜう)に出るといふやうなことはなかつたが、頭(あたま)のすつかり銀髮(ぎんはつ)になつた、額(ひたい)の廣(ひろ)い、あごの角張(かどは)つた翁(おう)の顏(かほ)を、この人が寫眞(しやしん)の元祖(ぐわんそ)だといふ風な一種(しゆ)の敬意(けいい)を以て眺(なが)めたことが