“くだものばたけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
果物圃25.0%
果物畑25.0%
果物畠25.0%
菓樹園25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
投げられた核子たねは、芽を吹き花を開いて、幾年かのちには、鉄道の両側は美しい花園はなぞのとなり、おまけに果物圃くだものばたけとなるので、どれ程土地ところの人のためになるか知れないといふのだ。
この廣い果物畑くだものばたけを三四町眞直ぐに突つ切つて、途中家と言へば林檎の番小屋に毛を生やしたやうな、百姓家の二三軒しかない眞つ暗な路を通つて、自分の家にかへる。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
もしさわったが最後、お前はすぐに死んでしまうからね。そうして、その大広間を通りぬけると、果物畠くだものばたけがあるのだよ。その中をまた通りすぎると、つきあたりに穴ぐらがある。
なんじらの穀物こくもつかるときには汝等なんじらその田野たはた隅々すみずみまでをことごとかるべからずまたなんじ穀物こくもつ遺穂おちぼひろうべからずまたなんじ菓樹園くだものばたけくだもの取尽とりつくすべからずまたなんじ菓樹園くだものばたけおちたるくだもの
聖家族 (新字新仮名) / 小山清(著)