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くしざ
ふりがな文庫
“くしざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
串刺
86.7%
串差
13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
串刺
(逆引き)
つまり一つの句をたとえばピアノの譜で縦に重畳した若干の重音の
串刺
(
くしざ
)
しに相当させることができる。
連句雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
父は芦に
串刺
(
くしざ
)
しにされて
悶死
(
もんし
)
したそうです。そして父が
踏
(
ふ
)
みすべって落ちたと言いふらさせたのです。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
くしざ(串刺)の例文をもっと
(13作品)
見る
串差
(逆引き)
串差
(
くしざ
)
しにして
炙
(
あぶ
)
る小鳥のにおいは広い囲炉裏ばたにみちあふれたが、その中には半蔵が
土産
(
みやげ
)
の一つの
加子母峠
(
かしもとうげ
)
の
鶫
(
つぐみ
)
もまじっていると知られた。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
一本つけてくれた
銚子
(
ちょうし
)
、
串差
(
くしざ
)
しにして
皿
(
さら
)
の上に盛られた
鶫
(
つぐみ
)
、すべては客を扱い慣れた家の主人の心づかいからであった。その時、半蔵は次ぎの間に
寛
(
くつろ
)
いでいる佐吉を呼んで
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
とおまんは隣家の
子息
(
むすこ
)
にお民を引き合わせて、
串差
(
くしざ
)
しにした御幣餅をその
膳
(
ぜん
)
に載せてすすめた。こんがりと
狐色
(
きつねいろ
)
に焼けた
胡桃醤油
(
くるみだまり
)
のうまそうなやつは、新夫婦の膳にも上った。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
くしざ(串差)の例文をもっと
(2作品)
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