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ぎんぐさり
ふりがな文庫
“ぎんぐさり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
銀鎖
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀鎖
(逆引き)
安政四年になって
銀鎖
(
ぎんぐさり
)
の
煙草入
(
たばこいれ
)
が
流行
(
はや
)
った。香以は丸利に
誂
(
あつら
)
えて数十箇を作らせ、取巻一同に与えた。
古渡唐桟
(
こわたりとうざん
)
の羽織を
揃
(
そろい
)
に
為立
(
した
)
てさせて、一同に
畀
(
あた
)
えたのもこの頃である。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
象牙の
根附
(
ねつけ
)
に
銀鎖
(
ぎんぐさり
)
附きたる
菖蒲皮
(
しょうぶかわ
)
の
提
(
さげ
)
煙草入、駒下駄と云ふ
拵
(
こしら
)
へにて、きつかけなしに揚幕より出で、金五郎を呼び止めて意見を
為
(
な
)
し、花道に
往
(
いき
)
かけたる勘十郎に向ひて、堪忍の歌を繰返し
両座の「山門」評
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
三十前後の小柄な好い男で、
素袷
(
すあはせ
)
に
銀鎖
(
ぎんぐさり
)
の肌守り、腕から背中へ雲龍の
刺青
(
ほりもの
)
がのぞいて、懷中には
鞘
(
さや
)
のまゝの
匕首
(
あひくち
)
が、無抵抗に殺されたことを物語つてをります。
銭形平次捕物控:194 小便組貞女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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